Sol5-1.0.15を公開しました

機能追加とバグ修正を行った新版です。「Sol5ダウンロード」のページからダウンロードしてください。前の公開バージョン(Sol5-1.0.12)からの変更点は以下の通りです

機能追加

  1. 貼り付ける画像データの自動圧縮
    これまで大きなサイズの画像を貼り付けようとすると異常に時間がかかりました。この版から許容最大サイズ(デフォルトでは512キロ ピクセル)を設定し、このサイズを超える画像を貼り付けるときは、自動でこのサイズに圧縮する機能を追加しました。メニュー「編集/画像データのインポート…」を使って画像を取り込むときも同様です。なお、この許容最大サイズは メニュー「ファイル/書類の設定」の中で変更することができます。
  2. Sol5書類のドラッグ&ドロップ起動
    Sol5書類のアイコンをSol5の画面内にドラッグ&ドロップすることにより、Sol5書類の読み込みができるようにしました。これはSol5書類アイコンのダブルクリックでSol5書類を開けない場合への対処です。
  3. 矢印キーでの選択トピックの移動
    文字列編集時:キャレットがトピックの端に来ると、隣接トピックが選択され、その先頭にキャレットが移動する。
    文字列編集時以外:↑または↓キーで隣接トピックに選択トピックが移動する。

機能改善

  1. 文字列編集中の「元に戻す(CTRL+Z)」「やり直す(CTRL+Y)」の改善
    これまで文字列編集中の「元に戻す」では戻せる操作がなくなったとき何のメッセージも表示されませんでした。この版では戻せる文字列操作がなくなったとき、メッセージを表示し、文字列編集以外のSol5操作も元に戻すかどうか聞くように変更しました。
    「やり直す」についても同様で、やり直せる文字列操作がなくなったとき、「これ以上やり直すことはできません」というメッセージが表示されるようにしました。
  2. Sol5設定ファイルの保存場所の変更
    Sol5をデフォルトの場所(”c:\Program Files\Sol5″)にインストールするときは従来と変わりません。
    この版以降では、Sol5のインストール フォルダが普通に書き込み可能であるとき、設定ファイルをそこに書き込むように変更しました。これはUSBメモリなどでSol5を持ち出して外部PC上で使う場合を想定した修正です。詳しくは「Sol5をUSBメモリに入れて持ち出す」の記事をご覧下さい。

バグ修正

リンク文字列が機能しないケースの解消
リンク文字列に2つ以上の連続空白や特殊文字が含まれているとき、リンク文字列として正しく機能しなくなるバグを修正しました。

以前の版からバージョンアップされた方へ

設定情報(Sol5設定情報と最近使用書類情報)が引き継がれない場合があります。この現象に遭遇された方は 「バージョンアップ後、設定情報が引き継がれない」 の記事をご参照下さい。

Sol5-1.0.12を公開しました

機能追加・改善とバグ修正を行った新版です。「Sol5ダウンロード」のページからダウンロードしてください。

機能追加・改善

  1. テキスト内容のチェックに時間がかかっていた所を改善
    これにより書類の読み込み時間がかなり短くなりました。テキスト編集後しばらく動かなくなるような症状もほとんどなくなりなした。
  2. 表の貼り付けデータ内容を改善
    極力元のスタイルを再現できるように変更しました。
  3. 保存時に書類内容を暗号化する設定を追加
    メニュー「ファイル/書類の設定…」に「書類を暗号化して保存する」というチェックマークを追加しました。デフォルトはオフです。これをチェックした後は、保存時にパスワードを聞かれ、指定したパスワードで暗号化されたテキストがファイルに保存されます。暗号化された書類は読み込み時にパスワードを聞かれます。正しいパスワードが与えられれば、解読された文書が表示されます。新しい機能で、まだ十分には検証されていません。当面は暗号化する前の書類コピーを安全な場所に保管しておくことをお勧めします。

バグ修正

  1. メニュー「書類/新規」のバグ修正
    メニュー「書類/新規」でエラーが表示されることがありましたが、これを解消しました。

Windowsからの警告について(Sol5-1.0.12以降)

(1)インストーラ起動直後の警告

Sol5のインストーラ(Sol5-x.x.x.exe)を起動しようとすると、Windowsによって、以下のような警告が表示されることがあります。

「Windows によって PC が保護されました … このアプリを実行すると、PCが危険にさらされる可能性があります」または「現在、SmartScreen を使用できません … このアプリを実行してよいかどうかの判断を支援できません」

Sol5-1.0.12以降のSol5はコードサイニング証明書というアプリに付ける証明書を取得していますので、このような警告は出ないはずですが、ダウンロード数が少ない間は警告が表示されるようです。

インストールファイル(Sol5-x.x.x.exe)を右クリックして表示されるコンテキストメニューでプロパティを開き、「デジタル署名」タブを開いて見ていただくと、このファイルが Hideto Sato によって作成されたものであり、証明機関によって認証されていることが分かります。証明書の情報欄には、以下のように書かれています。

この証明書の目的:
・ソフトウェアがソフトウェア発行者の送信であるか確認する
・公開後のソフトウェアの変更を禁止する

すなわち、このソフトウェアはHideto Satoによって作成され、作成後改ざんされていないということの証明です。このソフトウェアが信用できるとお考えの方は、以下のようにしてインストールしてください。

「実行」ボタンが表示されていないとき
→「詳細情報」をクリック
→「実行」ボタンが表示される
→「実行」ボタンをクリック

「実行」ボタンが表示されているとき
→「実行」ボタンをクリック

ネットで「Windows によって PC が保護されました」で検索していただくと分かりますが、大手企業でもこの警告についてまだ十分に対応できていないところがかなりあることが分かります。

(2)インストール作業実行時の警告

インストーラが立ち上がり、インストール条件設定が終わると、実際のインストール作業が始まります。このときユーザアカウント制御画面が表示され、「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれます。このときはボタン「はい」を押して下さい。

このインストール作業プログラムは、インストール条件に応じてインストーラが動的に自動生成するプログラムです。このため上記証明書を事前に付けることができず、「発行元:不明」になってしまいます。「詳細を表示」リンクをクリックするとバージョン番号とHideto Satoの名前が表示されますので、これが本来の発行元であると理解して下さい。