Sol5-a向け 2024.12.20
1.まずは使って見よう
(1)この書類の性格
いまお使いのアプリはSol5-aですが、これはSol(ソル)というアプリの第5版アンドロイド向けのものです。ここでは、誤解のおそれがない限り、Sol5-aのことをSolと書くことにします。
いまお読みのこの書類は、Solで書かれたアウトライン文書です。アウトライン文書とは階層構造をもつ文書のことです。たとえばこの文は、レベル1:「まずは使ってみよう」、レベル2:「この書類の性格」の下にあるレベル3のものです。
この階層構造を構成する部品をSolでは「トピック」と呼んでいます。トピックは△や☆といった「タグ」とそれに続く文章で構成されています。文章部分は項目であれば項目のタイトル、本文部分であれば段落と通常呼ばれているものに対応しています。
(2)この書類の目的
この書類では、次の2つのことを学習していただきます。
1) アウトライン文書の読み方とその利点
文書全体の構成を簡単に把握できる。
探している情報を簡単に見つけられる。
2) アウトライン文書の書き方とその利点
文書全体の中での位置付けを意識しつつ、書くことができる。
文書の構成を簡単に変えることができる。
(3)知りたい情報を探してみよう
1)課題の設定
アウトライン文書の利点は、長い文章であっても、その中の必要なところを簡単に見つけて読むことができるというところにあります。
それでは例として「Sol5-aで書類はどこに保存できるか?」を知りたいとしてみましょう。下の方にある「Sol文書の作成方法」の中で探すものとします。
「Sol文書の作成方法」の下の項目に「書類の作成・保存・読み込み」というのがありますから、ここに書いてありそうだということはすぐ分かると思います。下にスクロールして、「Sol文書の作成方法」の下の「書類の作成・保存・読み込み」の存在を確認して、確認が終わったら、ここに戻って来て下さい。
<戻ってきたら、続きを読んで下さい – その1>
「書類の作成・保存・読み込み」というトピックのタグは「☆」でした。タグが星型であるということは、その下位の文章が隠されているということを表しています。
Solでは、あるトピックの下位の文章を隠すことを「トピックを閉じる」と言い、隠されている文章を見えるようにすることを「トピックを開く」と言います。
2)トピックの選択
ここではいったん上の質問から離れて、Solにおける「トピックの閉じ方と開き方」を確認しましょう。
すぐ上の「ここではいったん…」というトピックのタグ「△」をタップしてみて下さい。タップすると「△」が「▲」に変わります。この「赤のタグ」がそのトピックが選択されていることを示しています。
3)トピックを閉じる
次いで、この「▲」のタグを再度タップします。すると2行目以降の文章が隠されます。これがトピックを閉じるという操作になります。つまり、選択されているトピックのタグ(赤い三角タグ)をタップするとトピックが閉じます。トピックが閉じるとタグが「★」に変わります。
この赤い星のタグが「トピックが選択され閉じている」ことを示しています。
4)トピックを開く
この選択されて閉じているトピックのタグ(★タグ)を再度タップすると、トピックが開いて隠されていた2行目以降が見えてきます。トピックが開くとタグは「▲」に変わります。
この赤い三角星のタグが「トピックが選択され閉じている」ことを示しています。
5)子トピックがあるトピックの開閉
以上ががタップによるトピックの閉じ方と開き方です。
上の例では、下位のトピックが有りませんでしたが、下位にトピックが有っても同じです。
試しに、このトピックの親トピック「子トピックがあるトピックの開閉」を一度閉じて、その後、開いて見て下さい。
6)選択されていないタグ
選択されていないタグは青字の星か青字の三角になります。詳しくは本稿末尾の「補足:Solタグのまとめ」をご覧下さい。
7)課題に戻る
閉じているトピックの開き方が分かったところで、先ほどの質問「書類はどこに保存できるか?」に戻りましょう。トピック「書類の作成・保存・読み込み」の下位トピックに書かれていそうだと言うことでした。それではこのトピックを開いて見ましょう。このトピックのタグ「☆」をタップして選択し、再度タップすれば、下位のトピック群が表示されます。
しかし、まだ、先ほどの質問の答えにたどりつけません。開かれたトピックの表示を見ると「補足:書類の保存場所の選択」というトピックがあります。この中にありそうです。このトピックのタグは「★」で閉じていることが分かります。
上と同様に、このタグをタップして選択し、もう一度タップして、開けば中の文章を見ることができ、「端末本体ストレージ以外に、SDカード、Dropbox, Google Driveなどのクラウド・ストレージも利用できます。」という文章を見つけられます。
それでは、トピック「書類の作成・保存・読み込み」のところまでスクロールして、このトピックを開き、上の文章の存在を確認して下さい。確認が終わったら、ここに戻ってきて下さい。
<戻ってきたら、続きを読んで下さい – その2>
この説明を見ながらの操作では大変そうに感じたかも知れません。しかし、わずか4回のタップに過ぎません。すぐ慣れます。慣れれば、書類のどの部分にでも、簡単にアクセスできるようになります。
これは百科事典などで、まず大項目一覧から読みたいものを見つけ、次にその下の中項目の中から読みたいものを見つけ、最後に本文に至るという、昔からある知識探索のやり方と同じです。
アウトライナーはそのような構造化された文書を作成し、活用するためのツールです。
(4)書類の全体像を把握する
この画面上の書類は、部分的に閉じたり、開いたりしていて、全体像が把握しにくくなっていると思います。
もうトピックの開閉方法が分かりましたから、いったんすべてのトピックを閉じて、すっきりさせてみましょう。
すべてのトピックを閉じたり開いたりするには、画面3行目にあるツールバー左端の「全開閉」ボタンを使います。
「全開閉」ボタンが見つからないときは、画面2行目のツールタブで「閲覧」をタップして下さい。これで「全開閉」ボタンが表示されます。
一つでも閉じているトピックがあるときに「全開閉」をタップすると、書類上のすべてのトピックを開きます。すべてのトピックが開いているときに「全開閉」をタップすると、書類上のすべてのトピックを閉じます。すべてのトピックを閉じるとレベル1の大項目だけの表示になります。
いまの場合、一部に閉じているトピックがありますから、すべてを閉じるには「全開閉」を二度タップする必要があります。
それでは「全開閉」を二度タップして、全トピックを閉じ、大項目だけの表示にして下さい。その後、「まずは使ってみよう」、「書類の全体像を把握する」を順番に開いて、この文章が見えるようにして下さい。
「全開閉」で全トピックを閉じるとこの文章は見えなくなります。そのとき、次に何をしたら良いか分からなくなるようでしたら、最後に置かれたトピック「[全開閉] で大項目だけ→これを開く」を開いて、その説明を読んで下さい。
<「全開閉」から戻ってきたら、続きを読んで下さい – その3>
無事戻ってきましたね。もうこの書類のどの場所でも必要に応じて開けるようになったと思います。これで「アウトライン文書の読み方とその利点」の学習は終わりです。
(5)続きは「Sol文書の作成方法」という別文書です
初心者が混乱しないように、この書類は書き込み不可にしました。このため、書き込みを使う「Sol文書の作成方法」の章は別書類に移しています。以下の緑字をタップしてこの書類を開いて、そこに書かれた指示に従って下さい。
/helps-a/Sol文書の作成方法.sl5
2.Sol文書の作成方法
(1)文字列の入力と編集
1)<練習用の入力欄>
こんにちは、
2)文字列の入力・編集の練習
それでは文字列の入力・編集の練習をしてみましょう。上の「こんにちは」の文字の「後ろ」をタップしてみて下さい。黄色の入力枠が現れ、文字入力用のカーソルが表示され、キーボードが表示されるでしょう。キーボードから例えば「お元気ですか?」と入力して見て下さい。普通に文字列が入力できると思います。
3)文字列入力の終了
入力が終わったら、左の空いたところをタップして下さい。入力枠とキーボードが消えて、入力が終了します。
空白部分だけでなく、▲などのタグをタップしたり、タスク・バーのボタンをタップしても入力は終了します。
他のトピックの文字列をタップしたときには、編集中のトピックの編集を終了し、タップされたトピックの編集を開始します。
4)補足:入力済み文字列の修正方法
入力枠が表示されていないトピックでは、その文字の上をタップすれば、文字列の中にカーソルが表示され、文字の削除や追加入力ができるようになります。
(2)トピックの追加と削除
1)「作成」ツールバーの表示
トピックの追加・削除は、「作成」ツールバーを使って行います。画面2行目のツールタブにある「作成」タブをタップして下さい。3行目のツールバーに「+←」、「+↓」、「→+」等のボタンが表示されます。トピックの追加・削除は、これらのボタンを使って行います。
2)
<練習用親トピック>
3)子トピックの追加
上の「<練習用の親トピック>」のタグ△をタップして、このトピックを選んで下さい。次いでツールバーの「→+」ボタンを押して下さい。これで親トピックの下に子トピックが作られ、黄色の入力枠が現れて、文字入力モードになります。「トピック1」と入力して、左の空欄をタップして入力を終了して下さい。
4)弟トピックの追加
次いで、この「トピック1」が選択されている状態でツールバーの「+↓」ボタンを押して下さい。トピック1と同レベルのトピックがトピック1の下に追加されます。これには「トピック2」という文字を入れて下さい。
5)トピックの削除
「トピック2」が選ばれている状態で、「削除」ボタンを押して下さい。このトピックが削除されます。次いで「練習用の親トピック」を選んで削除してみて下さい。子トピックの「トピック1」も同時に削除されます。
このようにトピックの削除はトピック家族単位に行われますので、注意が必要です。
「トピック家族」とは、トピックとその下位にあるトピックの集まりのことです。
6)補足:意図したレベルと異なるレベルのトピックができたとき
後述する「移動」ツールバーの「←」や「→」でレベルの変更ができます。
7)補足:2連続「改行キー」で弟トピックを追加
デフォルトでは、文字列入力の最後にキーボードから「改行キー」を2回連続して入力すると弟トピックが追加されるという隠し機能が有効になっています。
8)補足:親と同レベルのトピックの追加
同様に[+←]ボタンを使うと、親と同レベルのトピックを追加できます。しかし、慣れないうちはこれは使わない方が良いでしょう。このトピックは、元のトピックの弟トピック達を子トピックとするトピックになりますので、初心者には少し分かりにくいかも知れません。
(3)間違った操作の取り消し
1)元に戻す
上のトピック家族の削除のように、「しまった」と思うことは多いと思います。しかし、心配はいりません。Solには前の操作を取り消す機能が付いているからです。
ツールタブで「その他」をタップし、現れたツールバーで「戻る」を何回かタップして下さい。誤って削除してしまったトピック家族が復活します。
「削除」操作の後に、トピックの選択や開閉などを行っているときは、それら1つ1つを戻しますので、削除されたものを元に戻すには、複数回「戻る」キーを押す必要があることがあります。
2)やり直す
[戻る]ボタンで取り消した操作を再度実行するには、[進む]ボタンを押します。
(4)トピックの移動
1)<練習用トピック群>
トピック1
トピック2
トピック3
2)右に移動
トピックの移動は、「移動」タブの上下左右の矢印ボタンで行います。
右への移動は、トピックのレベルを1つ下げて、兄トピックの子トピックに変更することを意味します。上の練習用トピック群の「トピック2」を選んで、「→」を押して下さい。
トピック2はトピック1の子トピックになります。
3)左に移動
逆に左への移動は、トピックのレベルを1つ上げることを意味します。「トピック2」を選んで、「←」を押して下さい。元の位置に戻りました。
もう一回「←」を押すと更に1つ上のレベルになり、トピック2はトピック3の親トピックになります。
「→」を押して元の位置に戻すと、トピック3も右にずれてしまいます。これは、移動操作はトピック家族単位で行うからです。
トピック3を選んで、「←」を押して、元の位置に戻して置いて下さい。
4)上に移動
上への移動では、1つ上にあるトピックの兄トピックになるように移動します。「トピック2」を選んで、「↑」を押して下さい。「トピック1」の上に移動しました。
5)下に移動
下への移動では、弟トピックのそのまた弟になるように移動します。「トピック2」を選んで、「↓」を押して下さい。「トピック1」の下に移動して、元に戻りました。
慣れないうちは、これらの上下の移動は、同じレベルの兄弟間の移動にとどめておくのが無難でしょう。Solではそれ以外のケースもサポートしていますが、説明がややこしくなりますので省略します。
6)補足:離れた場所への移動
離れた場所に移動したいときは、次節に述べる「切り取り」と「貼り付け」をご利用下さい。
7)補足:フリックによる移動
選択されたタグを上下左右のいずれかの方向にフリックするとその方向にトピック家族を移動させることができます。
(5)トピックのコピー・貼り付け
1)練習用トピック群
トピック1
トピック2
トピック3
トピック4
2)トピックのコピー
トピック家族のコピーを作るには、「コピー」ツールバーの「コピー」ボタンを使います。
上の「練習用トピック群」の「トピック3」を選択して、「コピー」ツールバーの「コピー」ボタンをタップして下さい。これで「トピック3」家族のデータがクリップボードにコピーされます。
3)トピックの貼り付け
クリップボードにコピーされたデータを貼り付けるには、「コピー」ツールバーの「貼付」ボタンを使います。
「トピック1」を選択して、「コピー」ツールバーの「貼付」ボタンをタップして下さい。コピーされたトピック家族が、「トピック1」の弟トピックとして貼り付けられます。
「トピック1」の子トピックにしたいときは、貼り付け後に「トピック3」を選択し、右に移動([移動]→[→])させて下さい。
4)トピックの切り取り
複製ではなく、移動にしたいときは、「コピー」ではなく「切取」をタップして下さい。このときは、選択されたトピック家族はクリップボードにコピーされた後に削除されます。
5)テキストのコピー・貼り付け
トピック文章の一部をコピーしたいときは、通常のAndroidのコピー&貼り付けを使います。文章入力枠内を長押しするとコンテキストメニューが表示されます。そこにあるコピー、貼り付けを利用して下さい。
(6)書類の作成・保存・読み込み
以上でSol文書の入力・編集機能の解説は終わりです。ここでは書類の扱いを学びます。
1)<ホームページ参照のお勧め>
この「書類の扱い」だけは、この説明を読みながら作業を行うのは難しいです。ここの文章は以下のホームページで公開しています。できればPCや他の端末でそのページを見ながら作業をしてみて下さい。あるいは、このページのテキストを印刷して、それを見ながら作業するのも良いでしょう。
https://sol-editor.net/annex/note/1421/
以下では新規書類の作成を行います。新規書類ができるとここの文章は見えなくなります。上記のように他の方法でここの文章を参照して作業をして下さい。その作業が終わりましたら、この書類の最後にある「おわりに」をご覧下さい。
2)新規書類の作成
それでは、具体的に新しい文書を作ってみましょう。
新規書類を作成するには、「書類」ツールバーの「新規」ボタンをタップします。画面1行目の書類選択タブに「新規」というタブが追加され、テキストの1行目にブルーで「タイトル」と書かれた書類が表示されます。
この「タイトル」の部分は、新しい書類に付けるタイトル文字列に置き換える必要があります。
この新規書類に以下のような「予定表」という文字列がタイトルである書類を作って見ましょう。
<サンプル書類>
予定表
今日の予定(○月○日)
午前中 ショッピング
おやつに食べるクッキー
昼食 レストラン○○
予約電話番号:123-4567
営業時間:11:30~2:30
午後 紅葉狩り → △△公園
old
昨日の予定(○月○日)
ここで「old」というトピックは、古くなった予定を格納するための親トピックのつもりです。
作業上のヒント
(1) 新しいトピックを作る → 「作成」ツールバー
(2) 不要なトピックの削除 → 「作成」ツールバー
1行目のタイトル行は削除できません。書き換えて下さい。
(3) トピックのレベル変更 → 「移動」ツールバー
(4) 文字入力 → 入力位置をタップ → 入力枠が現れる
(5) 文字入力終了 → 左側の空欄をタップ
これで新しい「予定表」という書類を作れるでしょう。できたら次に進んで下さい。
3)書類の新規保存
書類に名前を付けて保存するには、「書類」ツールバーの「保存..」ボタンを使います。これをタップするとAndroid標準のファイル保存画面が表示されます。
インストール直後は、端末本体ストレージのDownloadフォルダが表示されると思います。通常のドキュメントを保存するDocumentsフォルダに変更するには、画面左上の「三」アイコンをタップします。それで表示されるストレージ選択画面で端末の名前をタップし、次に表示されるトップレベルのフォルダ群の中からDocumentsを選びます。これでDocumentsフォルダの中のファイルやフォルダが表示されます。
ここにSolファイル用のフォルダを作るなら、右上の+付きフォルダアイコンをタップし、表示されるファイル名入力ダイアログで、「SolFiles」といった名前を指定します。これでSolFilesフォルダが作られ、そのフォルダ内容を示す空の画面が表示されます。ここでファイル名欄に保存するファイル名を入れて、「保存」ボタンを押します。これで編集中のSol書類が保存されます。
ファイル保存画面のファイル名欄には、「予定表.sl5」という候補名が入っています。これはSol書類のタイトル・トピックの文字列が候補として使われたものです。これで良ければ「保存」ボタンを押します。変更したいときは、ファイル名欄をタップして入力モードにして変更して下さい。
拡張子「.sl5」は無くても、Sol5-aでは問題ありませんが、Windows版のSol5では読めないファイルになってしまいます。必ず、拡張子「.sl5」を付けるようにして下さい。
4)書類の上書き保存
一度保存した書類に変更を加えて再度保存するときは、「書類」→「保存」ボタンを使います。このときはファイル保存画面は表示されず、前に保存したファイルが上書きされます。
なお、デフォルトの設定では、一度保存した書類の場合、変更があれば自動で保存されます。変更の有無の確認はデフォルトでは20秒間隔になっています。この設定は、「その他」→「設定..」で表示される設定ダイアログで変更できます。
5)書類を閉じる
「予定表」書類の保存が終わりましたので、この書類を閉じましょう。書類を閉じるには、「書類」→「閉じる」ボタンを使います。
なお、Sol5-aでは最後の書類を閉じることはできません。代わりにSol5-aアプリを終了させます。
6)Sol5-aを終了させる
アプリの終了方法は他のアプリと同じです。アプリ一覧画面を表示して、Sol画面を上にスワイプすれば、終了します。
7)書類を開く
次回、Sol5-aを立ち上げると、前回最後に使用した書類を開くかどうか聞いてきます。その書類で良ければ、「OK」ボタンを押します。その書類が読み込まれて、表示されます。
前回最後に使用した書類以外を開くときは、「書類」→「開く..」ボタンを使います。Android標準のファイル選択画面が現れ、前回使ったフォルダの中のファイルが表示されます。読み込むファイル名の上をタップすれば、そのファイルの内容が読み込まれます。
8)補足:書類の保存場所の選択
上の例では、端末がもつ本体ストレージに書類を保存しました。
Sol5-aでは、端末本体ストレージ以外に、SDカード、Dropbox, Google Driveなどのクラウド・ストレージも利用できます。Windows版Sol5と書類を共用するには、クラウド・ストレージ利用がお勧めです。
[開く..]や[保存..]で表示されるファイル選択画面の左上にある「三」アイコンをタップすると、これらの保存先を切り替えることができます。
(7)アウトラインで文書を作成するということ
以上でSol5-aを使ったアウトライン文書作成の説明は終わりです。サンプルは短い書類でしたのでアウトラインで文書を作成する利点はよく分からなかったかも知れません。
しかし、例とした予定表でも、翌日になれば古いデータをoldの中に移す必要があります。このようなとき、Solであれば、対象となるトピック家族を選択して、切り取り、貼り付けするだけで、移動を完了することができます。また、同じような予定の日があれば、それをコピーして再利用ことも簡単にできます。
また、複数の日の予定があるときは、注目する日以外のトピックを閉じておくことで、注目する日の予定だけを目立たせることができます。
アウトラインの利点をご理解いただけましたら、是非ご活用下さい。
3.おわりに
より詳しい内容をご希望の方は、以下のマニュアルをご覧下さい。
/helps-a/Sol5-aマニュアル.sl5
なお、本アプリ公開後の追加情報は、以下のSolホームページに順次掲載する予定です。適宜ご参照下さい。
https://sol-editor.net
4.補足:何かトラブルが発生したときは?
(1)読んでいたところがみえなくなったときは
上のタスク・バーにある「全開閉」ボタンを押して下さい。この書類の全文が表示されます。スクロールして読んでいたところを探して下さい。
(2)この書類はこわしても大丈夫です
この書類のファイルは上書きできないヘルプ・ファイルです。画面上でどのように変更しても、元のファイルが壊れることはありませんから、安心していろいろ試してみて下さい。
万一、分からなくなったときは、アプリを終了して、もう一度立ち上げ直して下さい。そうすればこの書類が最初の状態で再び表示されます。
(3)アプリの終了方法
アプリの終了方法は他のアプリと同じです。アプリ一覧画面を表示して、このSol画面を上にスワイプすれば、終了します。
5.補足:Solタグのまとめ
(1) 閉じたトピックのタグ(隠れた子トピックや隠れた文章をもつトピックのタグ)
1) ★ : 選択されたトピック
2) ★ : 選択されたトピックの下位トピック
3) ☆ : それ以外のトピック
(2) 開いたトピックのタグ(隠れた子トピックや隠れた文章をもたないトピックのタグ)
1) ▲ : 選択されたトピック
2) ▲ : 選択されたトピックの下位トピック
3) △ : それ以外のトピック
(3) 選択されたトピックとその下位トピック
選択されたトピックとその下位トピックが「トピック家族」になります。トピック家族がコピー、移動、削除の単位になります。これらのタグは白抜きでないタグです。
6.[全開閉] で大項目だけ→これを開く
[全開閉] の練習で大項目だけの表示になったときは、上の「まずは使ってみよう」を開き、次に「書類の全体像を把握する」を開いて、「「全開閉」から戻ってきたら、続きを読んで下さい – その3」へ進んで下さい。