Sol5の概要

Sol5は2021年11月公開のSolの最新版です。Sol5はSol4.7からあまり使われていない機能を落とし、シンプルでメンテナンスしやすいものに作り直したものです。自動保存機能、文字列スタイル定義、リンク機能の充実など一部機能追加を行っていますが、Sol4.7より大きく機能が増えているというわけではありません。

Sol5の画面イメージは左図の通りです。Sol4.7とほとんど同じ感覚で使えると思います。

Solを初めてお使いになる方は、この版をご選択ください。旧版のSol4.xをお使いの方は、「Sol4からSol5への移行」の記事に書かれている両者の違いをご理解の上、どちらを使うのが良いかをご選択ください。

Sol5はSol4.xと同様に、インストーラをダウンロードしてインストールします。「Sol5のダウンロード」からダウンロードしてください。

詳しくはSol5を立ち上げてから、そのメニュー「その他/Sol5の使い方」で表示される利用の手引(左記画像の内容)をご覧ください。

現在のSol5はまだまだ不完全です。今後、コンテキストメニューの実装など機能の充実を図っていきたいと考えています。Sol4のときと同様に、皆様のご意見やご助言がいただけますとありがたいです。

Sol5へのご意見・ご要望は「Sol 会議室」にお書き込み下さい。よろしくお願いいたします。また、開発者への連絡やお問い合わせには「お問い合わせ」をご利用下さい。

なお、利用の手引を補足する使い方や注意事項については、「Sol5 FAQページ」に順次掲載していく予定です。ご参照下さい。

Sol4からSol5への移行

ここではSol4.xの利用者向けに、Sol5の位置付けとSol4からSol5への移行方法について解説します。

(1)Sol5の特徴と位置づけ

Sol5はSol4.7からあまり使われていない機能を落とし、シンプルでメンテナンスしやすいものに作り直したものです。Sol4.7より大きく機能が増えているというわけではありません。また、性能面(大量データ時の動作速度や画面描画の安定性)ではSol4.7の方が優れています。

従って、Sol4.7が無事動いている現時点では、慌ててSol5に移行する必要は必ずしもありません。ただし、Web版のSol5-dbxを使用する場合は、同じSol5ファイルを使うデスクトップ版のSol5をPCでは使うというのが正解でしょう。

(2)Sol4データのSol5への移植

文字データに関する限り、Sol4データのSol5への移植は簡単です。Sol4.xがデータをファイルに保存するときに、.sl4ファイル以外に.slt.bakという拡張子をもつバックアップファイルを作り出しています。この.slt.bakファイルは、Solタブテキストファイルという形式のファイルで、文字データをテキストファイル形式でバックアップしています。Sol5はこの.slt.bakファイルを読み込んで、トピックの階層構造をSol5上に再現することができます。

残念ながら、画像データを含むSol4データを簡単に移植する方法はありません。Sol4.xとSol5を同時に立ち上げて、コピー&貼り付けで画像をSol5データ上に貼り付けてください。

なお、文字データについては、Sol4.7上のSolデータをOPML形式でコピーし、Sol5のデータ上に貼り付けることも可能です。詳しくは、Sol5のメニュー「その他/Sol4からSol5へ」で表示される解説をご覧ください。