Sol5の危険性について

Sol5の危険性はSol4.xのそれとほぼ同程度と考えています。Sol4.xは多数のユーザに20年余り使われてきましたが、公開初期におけるファイル破損以上の大きなトラブルは報告されていません (注1) (注2)。

Sol5はJava(JavaFXを含む)ですべて書かれており、JavaScriptは使用していません。JavaFXについてもJavaScriptは使えない設定にして利用しています。またネットを介した外部への情報送信も行っていません。

実は2021年12月8日まで大手ソフトをまねてSol5に関しても免責事項を記載していました。しかし、不評でしたのでこれは削除しました。Sol4は免責事項の記載なしに長期にわたって問題なく提供できましたから、Sol5についても記載なしで済ませることにしたわけです。これに伴い、インストーラに含めていたNOTICE(注意書き)からも免責事項の記載をなくしました。

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注1)このファイル破損報告を受けて、Sol4.5ではバックアップファイルを残すようにしました。このときは、それ以外のプログラム修正を行わずに済んでいます。多分、Solプログラム以外の原因だったと思われます。MS Officeとの連携機能(OLE)を使用していて、 MS Office のバージョンアップにより、その部分が動かなくなったといった外的要因の可能性が高かったのではないかと思われます。今回のSol5はOLEのような外部プログラムへの依存はありませんから、その分安全になったといえます。しかし、ファイルの保存中にプログラムやPCがハングアップする可能性は0ではありません。次のバージョンアップ時にファイル保存方法の改善とバックアップファイルの作成オプションを付けたいと思います。そこで、V5-0.9.5でSol4.xと同等のバックアップファイルを作成できるようにしました。

注2)  ファイル破損以外に、プログラムのバグにより作りかけのSol書類を保存できず作業がやり直しになったということは、特にSol4.5の公開初期に、多数発生したことと思います。申し訳ありませんでした。現在のSol5は、この公開初期に当たり、まだ多くのバグを抱えているものと思います。これにより作りかけのSol書類がだめになることがありうるということはご留意の上でお使いいただきたいと思います。

Windowsからの警告について

Sol5のインストーラ(Sol5-xxxx)を起動しようとすると、Windowsによって、以下のような警告が表示されます。

「Windows によって PC が保護されました … このアプリを実行すると、PCが危険にさらされる可能性があります」または「現在、SmartScreen を使用できません … このアプリを実行してよいかどうかの判断を支援できません」

これはSol5がまだコードサイニング証明書というアプリに付ける証明書を取得していないからです。起動中のファイルが、当サイトからダウンロードしたファイルであり、開発者の佐藤が信用できるとお考えの方は、以下のようにしてインストールしてください。

「実行」ボタンが表示されていないとき
→「詳細情報」をクリック
→「実行」ボタンが表示される
→「実行」ボタンをクリック

「実行」ボタンが表示されているとき
→「実行」ボタンをクリック

ネットで「Windows によって PC が保護されました」で検索していただくと分かりますが、大手企業でもまだ十分に対応できていないところがかなりあるようです。

個人が作成しているフリーウェアのSol5では仕方ないかなとも思いますが、この種のことについては厳しくなってきていますので、今後どのように対応すべきか検討しているところです。

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